A-1 裸足で走れ

A-2 タクシー ドライバー

A-3 泥海の中から

A-4 信じ難いもの

A-5 根雪(ねゆき)


裸足で走れ

黙っているのは 卑怯なことだと
おしゃべり男の 声がする
命があるなら 闘うべきだと
おびえた声がする

上着を着たまま 話をするのは
正気の沙汰では ないらしい
脱がせた上着を 拾って着るのは
賢いことらしい

一人になるのが 恐いなら
裸足で 裸足で ガラスの荒れ地を
裸足で 突っ走れ

裸足はいかがと すすめる奴らに限って
グラスを 投げ捨てる
ささくれひとつも つくらぬ指なら
握手もどんなに 楽だろう

かかとを切り裂く 痛みを指さし
心の熱さと 人は呼ぶ
ここまでおいでと 手を振り手招き
背中へ ガラスを降り注ぐ

一人になるのが 恐いなら

裸足で 裸足で ガラスの荒れ地を
裸足で 突っ走れ
裸足で 裸足で ガラスの荒れ地を
裸足で 突っ走れ

(COPYRIGHT) JASRACコード 068-1937-1

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タクシー ドライバー

やけっぱち騒ぎは のどがかれるよね
心の中では どしゃ降りみたい
眠っても眠っても 消えない面影は
ハードロックの波の中に 捨てたかったのにね

笑っているけど みんな本当に幸せで
笑いながら 町の中歩いてゆくんだろうかね
忘れてしまいたい望みを かくすために
バカ騒ぎするのは あたしだけなんだろうかね

タクシー・ドライバー 苦労人とみえて
あたしの泣き顔 見て見ぬふり
天気予報が 今夜もはずれた話と
野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す

酔っぱらいを乗せるのは 誰だって嫌だよね
こんなふうに道の真ン中で泣いてるのも 迷惑だよね
だけどあたしは もう行くところがない
何をしても 叱ってくれる人も もう いない

タクシー・ドライバー 苦労人とみえて
あたしの泣き顔 見て見ぬふり
天気予報が 今夜もはずれた話と
野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す

車のガラスに額を押しつけて
胸まで酔ってるふりをしてみても
忘れたつもりの あの歌が口をつく
あいつも あたしも 好きだった アローン・アゲイン

ゆき先なんて どこにもないわ
ひと晩じゅう 町の中 走りまわっておくれよ
ばかやろうと あいつをけなす声が途切れて
眠ったら そこいらに捨てていっていいよ

タクシー・ドライバー 苦労人とみえて
あたしの泣き顔 見て見ぬふり
天気予報が 今夜もはずれた話と
野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す
タクシー・ドライバー 苦労人とみえて
あたしの泣き顔 見て見ぬふり
天気予報が 今夜もはずれた話と
野球の話ばかり 何度も何度も 繰り返す

(COPYRIGHT) JASRACコード 046-6817-1


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泥海の中から

ふり返れ 歩きだせ 悔やむだけでは変わらない
許せよと すまないと あやまるだけじゃ変わらない
ふり返れ 歩きだせ 悔やむだけでは変わらない
許せよと すまないと あやまるだけじゃ変わらない

おまえが殺した 名もない鳥の亡骸は
おまえを明日へ 連れて飛び続けるだろう

ふり返れ 歩きだせ 悔やむだけでは変わらない
許せよと すまないと あやまるだけじゃ変わらない

ふり返れ 歩きだせ 忘れられない罪ならば
くり返す その前に 明日は少し ましになれ

おまえが壊した 人の心のガラス戸は
おまえの明日を 照らすかけらに変わるだろう

ふり返れ 歩きだせ 忘れられない 罪ならば
くり返す その前に 明日は少し ましになれ

ふり返れ 歩きだせ 悔やむだけでは変わらない
果てのない 昨日より 明日は少し ましになれ
ふり返れ 歩きだせ 悔やむだけでは変わらない
ふり返れ 歩きだせ 明日は少し ましになれ
          明日は少し ましになれ

(COPYRIGHT) JASRACコード 055-7545-1


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信じ難いもの

十四や十五の 娘でもあるまいに
くり返す嘘が 何故みぬけないの
約束はいつも 成りゆきと知りながら
何故あいつだけを べつだと言えるの

信じ難いもの:愛の言葉 誘い言葉
信じ難いもの:寂しい夜の あたしの耳

嘘つきはどちら 逃げること戻ること
嘘つきはどちら 泣き虫忘れん坊
いくつになったら 大人になれるだろう
いくつになったら 人になれるだろう

信じ難いもの:愛の言葉 はやり言葉
信じ難いもの:寂しい夜の あたしの耳

(COPYRIGHT) JASRACコード 040-2410-9

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根雪(ねゆき)

誰も気にしないで
泣いてなんか いるのじゃないわ
悲しそうに見えるのは
町に流れる 歌のせいよ

いやね古い歌は
やさしすぎて なぐさめすぎて
余計なこと思い出す
誰かあの歌を 誰かやめさせて

いつか時が経てば
忘れられる あんたなんか
いつか時が経てば
忘れられる あんたなんか

町は 毎日 冬
どんな服でかくしてみせても
後ろ姿 こごえてる
ひとり歩きは みんな 寒い

町は ひとりぼっち
白い雪に かくれて泣いてる
足跡も 車も
そうよ あんたもかくして 降りしきる

いつか時が経てば
忘れられる あんたなんか
いつか時が経てば
忘れられる あんたなんか
いつか時が経てば
忘れられる あんたなんか

(COPYRIGHT) JASRACコード 065-1330-1


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B-1 片想

B-2 ダイヤル117

B-3 小石のように

B-4 狼になりたい

B-5 断崖ー親愛なるものへー

片想

目をさませ 早く 甘い夢から
うまい話には 裏がある
目をさませ 早く 甘い夢から
うかれているのはおまえだけ*

「一度やそこらのやさしさで
つけあがられるのは とても迷惑なんだ」
目をさませ 早く 甘い夢から
うかれているのはおまえだけ*

手を放せ 早く すがる袖から
振り払うのは うとましい
手を放せ 早く すがる袖から
うかれているのはおまえだけ*


「一度やそこらのやさしさで
つけあがられるのは とても迷惑なんだ」
手を放せ 早く すがる袖から
うかれているのはおまえだけ*
手を放せ 早く 甘い夢から
うかれているのはおまえだけ*
(*「溺れているのはおまえだけ」とまちがって歌っています。)

(COPYRIGHT) JASRACコード 020-1391-6

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ダイヤル117

手を貸して あなた 今夜眠れないの
笑えないの 歩けないの 大人になれない

手を貸して あなた 今夜眠くなるまで
わがままよ 泣き虫よ ひとりの時あたし

あなたもいつか ひとりの夜が
一度はあるなら わかるでしょう
ねえ 切らないで
なにか 答えて

人前で泣くのは 女はしちゃいけない
笑いなさい 歩きなさい 涙涸れるまで

愚痴を聞くのは 誰も好きじゃない
笑うだけよ 歩くだけよ 女は死ぬ日まで

張りつめすぎた ギターの糸が
夜更けに ひとりで そっと切れる
ねえ 切らないで
なにか 答えて

張りつめすぎた ギターの糸が
夜更けに ひとりで そっと切れる
ねえ 切らないで
なにか 答えて

ねえ 切らないで
なにか 答えて

(COPYRIGHT) JASRACコード 046-6815-4


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小石のように

山をくだる流れにのせて
まだ見ぬ景色あこがれ焦がれ
転がりだす石は16才
流れはおもい次第

旅をとめる親鳥たちは
かばおうとするその羽根がとうに
ひな鳥には小さすぎると
いつになっても知らない

おまえ おまえ 耳をふさいで
さよならを聞いてもくれない
とめどもなく転がりだして
石ははじめて ふりむく

川はいつか幅も広がり
暗く深く小石をけずる
石は砂に砂はよどみに
いまやだれにも見えない

おまえ おまえ 海まで百里
坐り込むにはまだ早い
石は砂に砂はよどみに
いつか青い海原に

おまえ おまえ 海まで百里
坐り込むには まだ早い
砂は海に海は大空に
そしていつかあの山へ
砂は海に海は大空に
そしていつかあの山へ

(COPYRIGHT) JASRACコード 032-2655-7


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狼になりたい

夜明け間際の吉野屋では 化粧のはげかけたシティ・ガールと
ベイビィ・フェイスの狼たち 肘をついて眠る

なんとかしようと思ってたのに こんな日に限って朝が早い
兄ィ、俺の分はやく作れよ そいつよりこっちのが先だぜ

買ったばかりのアロハは どしゃ降り雨で よれよれ
まぁ いいさ この女の化粧も同じようなもんだ

 狼になりたい 狼になりたい ただ一度

向かいの席のおやじ見苦しいね ひとりぼっちで見苦しいね
ビールをくださいビールをください 胸がやける

あんたも朝から忙しいんだろう がんばって稼ぎなよ
昼間・俺たち会ったら お互いに「いらっしゃいませ」なんてな

人形みたいでもいいよな 笑える奴はいいよな
みんな、いいことしてやがんのにな いいことしてやがんのにな
                      ビールはまだか

 狼になりたい 狼になりたい ただ一度

俺のナナハンで行けるのは 町でも海でもどこでも
ねえ あんた 乗せてやろうか
どこまでもどこまでもどこまでもどこまでも

 狼になりたい 狼になりたい ただ一度
 狼になりたい 狼になりたい ただ一度

(COPYRIGHT) JASRACコード 014-6012-9


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断崖ー親愛なるものへー

は北向き 心の中じゃ
朝も夜中も いつだって吹雪
だけど 死ぬまで 春の服を着るよ
そうさ 寒いとみんな逃げてしまうものね、みんなそうさ

走り続けていなけりゃ 倒れちまう
自転車みたいな この命転がして
息はきれぎれ それでも走れ
走りやめたら ガラクタと呼ぶだけだ、この世では

冷えた身体を 暖めてくれ
すがり寄る町に 住む人とてなく
扉をあけて 出てくる人は
誰も今しも 旅に出る仕度、意気も高く

生きてゆけよと 扉の外で
手を振りながら 呼んでる声が聞こえる
死んでしまえと ののしっておくれ
窓の中 笑いだす声を聞かすくらいなら、ねぇ、おまえだけは

生きる手だては あざないものと
肩をそらして 風を受けながら
いま 崩れゆく崖の上に立ち
流し目を使う 昔惚れてくれた奴に、なさけないね

風は北向き 心の中じゃ
朝も夜中も いつだって吹雪
だけど 死ぬまで春の服を着るよ
そうさ 寒いとみんな逃げてしまうものね
そうさ 死んでも春の服を着るよ
そうさ 寒いとみんな逃げてしまうものね

そうさ 死んでも春の服を着るよ
そうさ 寒いとみんな逃げてしまうものね

(COPYRIGHT) JASRACコード 046-6821-9

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