A-1 雨が空を捨てる日は

A-2 彼女の生き方

A-3 トラックに乗せて 

A-4 流浪(さすらい)の詩(うた)

A-5 真直(まっすぐ)な線

A-6 五才(いつつ)の頃


雨が空を捨てる日は

  • 雨が空を捨てる日は
    忘れた昔が 戸を叩く
    忘れられない 優しさで
    車が着いたと 夢を告げる

    空は風色 ため息模様
    人待ち顔の 店じまい

    雨が空を 見限って
    あたしの心に のり換える

  • 雨が空を捨てる日は
    直しあきらめる 首飾り
    ひとつ ふたつと つなげても
    必ず 終わりが 見あたらない

    空は風色 ため息模様
    人待ち顔の 店じまい

    雨が空を 見限って
    あたしの心に 降りしきる

    空は風色 ため息模様
    人待ち顔の 店じまい

    雨が空を 見限って
    あたしの心に 降りしきる

    (COPYRIGHT) JASRACコード 001-5025-8

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    彼女の生き方

  • 酒と くすりで 体はズタズタ
    忘れたいことが 多すぎる
    別れを告げて来た中にゃ
    いい奴だって 居たからね

    死んでいった男たち
    呼んでるような 気がする
    生きている奴らの
    言うことなんか 聞かないが

    彼女の人生 いつでも晴れ

  • そうさ あたしは タンポポの花
    風に吹かれて 飛んでゆく
    行きたい町へ 行きたい空へ
    落ちると思えば 飛びあがる

    浮気女と 呼ばれても
    嫌いな奴には 笑えない
    おかみさんたちよ あんたらの方が
    あこぎな真似を してるじゃないか

    彼女の人生 いつでも晴れ

  • 思い通りには 動かない
    世の中なんて 何もかも
    だけど あたしだって 世の中の
    思い通りなんか 動かない

    彼女の人生 いつでも晴れ

  • ああ 今日も また 裏街は
    うわさ話の 花盛り
    浮気な風を 追い払え
    裏切り者を たたき出せ

    そうさ あたしは タンポポの花
    風に吹かれて 飛んでゆく
    行きたい町へ 行きたい空へ
    落ちると思えば 飛びあがる

    彼女の人生 いつでも晴れ

    (COPYRIGHT) JASRACコード 019-8441-1

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    トラックに乗せて

  • おじさん トラックに乗せて
    おじさん トラックに乗せて
    次の町まで いやでなければ
    乗せて行ってよ 今夜は雨だよ

    おじさん 邪魔になるようなら
    おじさん 野良猫のように
    ドアにすり寄って 眠っているから
    乗せて行ってよ 今夜は雨だよ

    どこか 曲がる所を 探して
    はやく 角を、曲がって しまおうよ
    だって バックミラーが ちらちら揺れて
    街の灯りが ついて来るのよ だから

    おじさん トラックに乗せて
    おじさん トラックに乗せて
    次の町まで いやでなければ
    乗せて行ってよ 今夜は雨だよ

  • おじさん 口笛を吹いて
    おじさん 懐しのメロディ
    歌に合わせりゃ 言わずにすむわ
    諦めてきた あの人の名前

    どこか 曲がる所を 探して
    はやく 角を、曲がってしまおうよ
    だって バックミラーが ちらちら揺れて
    街の灯りが ついて来るのよ だから

    おじさん トラックはいつから
    おじさん トラックはいいね
    揺れて揺られて 眠ったふりすりゃ
    涙こぼれる 時に 気づかない

    どこか 曲がる所を 探して
    はやく 角を、曲がってしまおうよ
    だって バックミラーが ちらちら揺れて
    街の灯りが ついて来るのよ だから

    おじさん トラックに乗せて
    おじさん トラックに乗せて
    次の町まで いやでなければ
    乗せて行ってよ 今夜は雨だよ

    おじさん トラックに乗せて
    おじさん トラックに乗せて……

    (COPYRIGHT) JASRACコード 055-5998-7

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    流浪(さすらい)の詩(うた)

  • さあママ 町を出ようよ
    激しい雨の夜だけど
    仕度は 何もないから
    はだしでドアをあけるだけ
    形見になるようなものを
    拾うのは およし
    次の町では そんなものは
    ただ 邪魔になるだけ

  • いつもこうなることぐらい
    わかりきってるものだから
    必ず町で一番
    暗い酒場で ママは待つ
    こんどは西へ行こうか
    それとも南
    愚痴はあとから聞いてあげるから
    今は 泣かないで

    東の風が吹く頃
    長距離バスが乗せて来た
    あの人の黄色いジャケツ
    それから先は
    おきまりどおりに家をとび出した
    遠い遠い昔のこと

  • 何度も 人違いをしたわ
    あの人には めぐり逢えず
    旅から旅をゆく間に
    顔も忘れてしまってた
    それでも旅を忘れて
    悲しみを捨てて
    ひとつ 静かに暮らしてみるには
    わるくなりすぎた

  • いつか東風の夜は
    あたしの歌を聴くだろう
    死んでも 旅をつづける
    女の歌を聴くだろう
    片手にママと名付けた
    黒猫を抱いて
    暗い夜道で風を呼んでいる
    声を聴くだろう

    東の風は いつでも
    長距離バスを乗せて来る
    あの人の黄色いジャケツ
    それから先は
    おきまりどおりに家をとび出した
    遠い遠い昔のこと

  • さあママ 町を出ようよ
    激しい雨の夜だけど
    仕度は 何もないから
    はだしでドアをあけるだけ
    形見になるようなものを
    拾うのは およし
    次の町では そんなものは
    ただ邪魔になるだけ

    東の風が吹く頃
    長距離バスが乗せて来た
    あの人の黄色いジャケツ
    それから先は
    おきまりどおりに家をとび出した
    遠い遠い昔のこと

    風は東風 心のままに
    いつか
    飛んで飛ばされて
    砕け散るまで だから

    風は東風 心のままに
    いつか
    飛んで飛ばされて
    砕け散るまで

    (COPYRIGHT) JASRACコード 036-5650-1

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    真直(まっすぐ)な線

  • 真直な線を 引いてごらん
    真直な線なんて 引けやしないよ
    真直な定規を たどらなきゃ…ね

    真直な線を 引いてごらん
    真直な線なんて 引けやしないよ
    真直な定規を たどらなきゃ…ね

    あんたの胸の扉から
    あたしの胸の扉まで
    只の真直な線を引いてみて
    それが只ひとつの願い

  • まんまるな円を 描いてごらん
    まんまるな円なんて 描けやしないよ
    円より 丸いものを たどらなきゃ…ね

    あんたの 胸の扉から
    あたしの胸の扉まで
    只の真直ぐな線を引いてみて
    それが 只ひとつの願い

    あんたの 胸の扉から
    あたしの胸の扉まで
    只の真っ直ぐな線を引いてみて
    それが 只ひとつの願い

    (COPYRIGHT) JASRACコード 080-3896-1

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    五才(いつつ)の頃

  • 思い出してごらん  五才の頃を
    涙流していた    五才の頃を
    嘆く訳といえば   只のひとつも
    思い出せなくとも  涙の味を

  • 思い出してごらん  五才の頃を
    風を追いかけてた  五才の頃を
    宝物はいつも    掌のなか
    居眠りをしながら  掌のなか

  • 思い出してごらん  五才の頃を
    手離しで泣いてた  五才の頃を
    嘆く訳といえば   只のひとつも
    思い出せなくとも  涙の味を

  • 時は流れ過ぎて   大人になって
    涙流しながら    泣けなくなった
    思い出してみたら  悲しくなって
    泣き出そうとしても 泣き顔がない

  • 思い出してごらん  五才の頃を
    手離しで泣いてた  五才の頃を
    思い出してごらん  五才の頃を
    涙流していた    五才の頃を

    (COPYRIGHT) JASRACコード 007-4965-6


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  • B-1 冬を待つ季節

    B-2 夜風の中から

    B-3 03時

    B-4 うそつきが好きよ

    B-5 妬(や)いてる訳じゃないけれど

    B-6 忘れられるものならば



    冬を待つ季節

  • おまえが いなくなった後も
    春は   くり返してる
    花はおまえが 咲かせたわけじゃ
    ないと 言いたがってる

    もう 知らん顔して
    歩きだす時なのに
    春夏秋は 冬を待つ季節
    春夏秋は 冬を待つ季節

  • おまえが いなくなった後も
    夏は   くり返してる
    別れは  夏の冗談だと
    思い込みたがってる

    もう 知らん顔して
    歩きだす時なのに
    春夏秋は 冬を待つ季節
    春夏秋は 冬を待つ季節

  • おまえの姿 埋もれさせて
    秋は    降りつもってる
    すべて私が 隠せるわと
    自慢げに  降りしきる

    おまえが 消えちまった後も
    時は   くり返してる
    おまえのための 俺じゃないと
    うそぶいて 過ぎてゆく

    もう 知らん顔して
    歩きだす時なのに
    春夏秋は 冬を待つ季節
    春夏秋は 冬を待つ季節
    春夏秋は 冬を待つ季節

    (COPYRIGHT) JASRACコード 074-4968-2

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    夜風の中から

  • 夜風の中から お前の声が
    おいらの部屋まで とんでくる
    忘れてしまった 証拠のように
    笑っているわと 見せつける
     浮気でやくざな 女が今夜どこで
     どうしていようと 知ったことじゃないが
     けれどそこいらは おいらが遠い昔
     住んでた路地だと お前は知らぬ

  • そこにはお前を そんなにいつも
    笑わす何かが 落ちているか
    おいらの顔など 見たくもないと
    夜風に手紙を 書いてくる
     浮気でやくざな 女が今夜どこで
     どうしていようと 知っことじゃないが
     けれどそこいらは おいらが遠い昔
     住んでた路地だと お前は知らぬ

  • うらぶれ通りで お前が雨に
    ふるえているから 眠れない
    そこから曲がって 歩いた右に
    朝までやってる 店があるぜ
     浮気でやくざな 女が今夜どこで
     どうしていようと 知ったことじゃないが
     けれどそこいらは おいらが遠い昔
     住んでた路地だと お前は知らぬ

    (COPYRIGHT) JASRACコード 092-3035-1


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    03時

  • あたいを見かけた 噂を聞いて
    あんたが 港へ発つ汽車と
    居所持たずの あたいを乗せた
    夜汽車が 03時に すれ違う

    忘れてゆくなら
    窓もこんなに 滲みゃしない
    あんたの涙と あたいの涙
    夜汽車は 03時に すれ違う

  • そのまま切るなと 話は続く
    あたいは 受話器の 手を離す
    やさしい夜汽車が 着かないうちに
    あたいは 今夜も 町を出る

    忘れてゆくなら
    窓もこんなに 滲みゃしない
    あんたの涙と あたいの涙
    夜汽車は 03時に すれ違う

  • あんたを乗せてる まばゆい窓が
    あたいにゃ何故でも 見られない
    似合いの暮らしを つづけるために
    あたいは今夜も 町を出る

    忘れてゆくなら
    窓もこんなに 滲みゃしない
    あんたの涙と あたいの涙
    夜汽車は 03時に すれ違う

    あんたの涙と あたいの涙
    夜汽車は 03時に すれ違う

    (COPYRIGHT) JASRACコード 036-5658-6


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    うそつきが好きよ

  • ああ 月の夜は ああ 夢になれよ

    夜露まじりの 酒に浮かれて
    嘘がつけたら すてきだわ
    裏切られた  思い出も
    口に出せば  わらいごと

    耳に聞こえた 話はみんな
    明日の朝には みずしらず
    酒が胸の   メモ帳を
    破り捨てて  くれるだろう

    自慢話は嫌い  約束事は恐い
    嘘を抱えた両手 そっと開けて口説いてよ

    叶えられない願いを抱いて
    ある日 男は夢になる
    好きよ 好きよ 嘘つきは
    牙の折れた   手負い熊

  • 背なにかくれて のぞいてみせる
    淋しがり屋の  哀しみを
    酒と嘘で    笑わせて
    前の席へ    誘い出せ

    そうよあたしは 空で生まれて
    雲に抱かれて  夢を見た
    癖が今も    抜けなくて
    酒を飲んじゃあ 「とんでる」わ

    ああ 月の夜は ああ 夢になれよ

    自慢話は嫌い  約束事は恐い
    嘘を抱えた両手 そっと開けて口説いてよ

    叶えられない願いを抱いて
    ある日 男は夢になる
    好きよ 好きよ 嘘つきは
    牙の折れた   手負い熊

    (COPYRIGHT) JASRACコード 010-4281-5

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    妬(や)いてる訳じゃないけれど

  • 妬いてる訳じゃ ないけれども
    今夜は 眠れない
    誰かあたしを おさえていてよ
    少しのあいだ

    あたしを乗せない船が
    今日も 港出るところ
    誰かあたしを おさえていてよ
    少しのあいだ

  • 妬いてる訳じゃ ないけれども
    あたしは どうなるの
    誰かあたしを 迎えに来てよ
    祭りの中へ

    あたしを乗せない船が
    今日も 港出るところ
    誰か あたしを迎えに来てよ
    祭りの中へ

    あたしを乗せない船が
    今日も 港出るところ
    誰かあたしを 覚えていてよ
    少しのあいだ
    誰かあたしを 覚えていてよ
    少しのあいだ
    誰かあたしを 覚えていてよ
    死ぬまで … ずっと

    (COPYRIGHT) JASRACコード 088-2452-5


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    忘れられるものならば

  • 遠く遠く遠く遠く
    続く旅の明け暮れに
    いつかいつか忘れかけた
    旅に出たわけさえも

    風が窓を叩く夜は
    眠ることを妨げる
    追いかけても追いかけても
    とどかなかった 鳥の名が

    忘れられるものならば
    もう 旅になど出ない
    忘れられるものならば
    もう 古い夢など 見ない

  • 遠く遠く遠く遠く
    夢はいつか遠のいて
    あきらめても あきらめても
    差し出す腕が戻せない

    眠り込んでしまうために
    あおる酒も空になり
    酔いきれない胸を抱いて
    疲れた靴を履きなおす

    忘れられるものならば
    もう 旅になど出ない
    忘れられるものならば
    もう 古い夢など見ない

    (COPYRIGHT) JASRACコード 095-4283-3

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  • 【曲目】