リバイバル
1979年9月27日 発売
[A面] リバイバル

忘れられない歌を 突然聞く
誰も知る人のない 遠い町の角で
やっと恨みも嘘も うすれた頃
忘れられない歌が もう一度はやる

愛してる愛してる 今は誰のため
愛してる愛してる 君よ歌う
やっと忘れた歌が もう一度はやる

なにもことばに残る 誓いはなく
なにも形に残る 思い出もない
酒に氷を入れて 飲むのが好き
それが誰の真似かも とうに忘れた頃

愛してる愛してる 今は誰のため
愛してる愛してる 君よ歌う
やっと忘れた歌が もう一度はやる

愛してる愛してる 今は誰のため
愛してる愛してる 君よ歌う
やっと忘れた歌が もう一度はやる
やっと忘れた歌が もう一度はやる


オリコンシングルチャートでは11位ながら、30万枚以上を売り上げた。

シングルジャケットには中島の少女時代の写真が使われている。

中島のオリジナルアルバムには未収録である。『中島みゆき THE BEST』でアルバム初収録となった。

りばいばるとは英語のrivivalのことで、意味は一度すたれたものが見直され、再びもてはやされること。

忘れられない歌を 突然聞くとは、昔付き合っていた音楽仲間の歌を聞いたのか。

やっと忘れた歌が もう一度はやるは何度もリフレインされているが、振られた音楽仲間の曲がもう一度はやるの意味か。

どちらも実際にあったことではなく、創作であろう。


[B面] ピエロ

思い出の部屋に 住んでちゃいけない
古くなるほど 酒は甘くなる
えらそうに俺が 言うことでもないけど
出てこいよ さあ 飲みにゆこうぜ

かまれた傷には 麻酔が必要
俺でも少しは 抱いててやれるぜ

思い出の船を おまえは降りない
肩にかくれて 誰のために泣く
まるで時計か ゆりかごみたいに
ひとりで俺は さわぎ続ける

飲んでりゃ おまえも うそだと思うか
指から 鍵を奪って
海に 放り投げても

飲んでりゃ おまえも うそだと思うか
指から 鍵を奪って
海に 放り投げても

飲んでりゃ おまえも うそだと思うか
指から 鍵を奪って
海に 放り投げても

俳優の根津甚八に提供された歌である。

暗喩に富んでいる。

第一節は想い出に浸っているより酒で忘れてしまえという意味か。

第二節は意味不明。かまれた傷に麻酔を打つとは非常識。暗喩で、傷ついた心に麻酔のような酒が必要という意味か。

第三節はいつまでも未練たっぷりではいけないよという意味か。

四節以降は同じフレーズをリフレインしているので、主題であろう。「指から 鍵を奪って海に 放り投げても」とは意味不明。

あいにく根津甚八の歌は聴いたことはない。役者としては数々のドラマで見ているが歌を歌っているとはこのサイトを書くために調べて初めて知った。

題名のピエロはサーカスの道化師だが、歌詞とどういう繋がりがあるのかも不明。