かぐや姫
1970年に結成された、音楽界の宴会部長(笑)南こうせつ(ギター)、伊勢正三(ギター)、山田パンダ(ベース)のグループです。

「神田川」「赤ちょうちん」「妹」「22才の別れ」やイルカに提供した「なごり雪」は名曲中の名曲です。

しかし、活動期間は2005年までと短く6枚のLPレコードしか発表していません。

私は中学、高校と深夜族でラジオを聴きながら勉強をしていました。流れてきた「神田川」を聴いて感嘆した覚えがあります。それはまだレコード化される前でした。

余談ですげ、レコード会社は発売前に各放送局にデモ版を配ってラジオで流します。中島みゆきの「わかれうた」の前に発売された「こんばんわ」と「夜風の中から」は悲しいくらい売れなくて、デモ版の方が上回っています。

私はシングル版を全部集めようとオールナイトニッポンの放送テープをダビングしてくれた先輩に連れられて、所謂ジャンクショップを山口県内を回りました。1枚21円なのですが、「夜風の中から」は4軒目でやっと見つけて値切っても1500円でした。

閑話休題。

ファーストアルバムの『はじめまして』(1972年4月20日発売)にはシングルカットされた「青春」や「「僕は何をやってもだめな男です」というコミカルな歌が収録されています。他にも「加茂の流れに」や「マキシーのために」「あの人の手紙」などの名曲が収録されています。

セカンドアルバム『かぐや姫おんすてーじ』(1972年12月20日発売)はライブ盤で「ひとりきり」「今は違う季節」や「おもかげ色の空」など11曲が収録されています。

サードアルバムの『かぐや姫さあど』(1973年12月20日発売)には名曲が多く収録されています。「神田川」「アビーロードの街」「僕の胸でおやすみ」「黄色い船」など。

「神田川」の歌詞に♪3畳一間の小さな下宿♪とありますが、わたしも論人時代3畳一間の生活を送りました。机に本棚、冷蔵庫と置くと蒲団を敷くスペースがなく、押入れの上段に蒲団を敷いて寝ていました。

私はこの3枚しか持っていませんでしたが、例の片付けの際『さあど』だけを残して、あと2枚は捨ててしまいました。

4枚目のアルバム『三階建ての詩』(1974年3月5日発売)は秀逸です。「22才の別れ」「赤ちょうちん」「うちのお父さん」「なごり雪」など名曲が収録されています。このアルバムはオリコンで週間第1位を獲得しています。

解散後、南こうせつは単独で活動し、「夢一夜」「加茂の流れに」「あの人の手紙」などの名曲を作っています。2006年に活動を休止して、故郷の大分で農業をしながら音楽活動をしているらしいです。

伊勢正三は大久保一久と「風」という名前のグループを作りました。伊勢正三は作曲能力が高く、「あの唄はもう唄わないのですか」「ささやかなこの人生」「ほおづえをつく女」「君と過ごした青春」など名曲を残しています。

山田パンダもかぐや姫解散後、ソロで音楽活動をしているらしいです。

しかし、3人は時折集まって活動を行っています。広島原爆50周忌コンサートやミニライブをしているそうです。