A-1 野ウサギのように

A-2 ふらふら

A-3 MEGAMI

A-4 気にしないで

A-5 十二月


野ウサギのように

いい男は いくらでもいるから
そばにいてよね いつでもいてよね
誰にだって いいとこはあるから
とかく ほろりと ほだされたりするわ
   思いも寄らぬ女になって
   変わったねって 哄われるだけ
 野ウサギのように 髪の色まで変わり
 みんな あんたのせいだからね

あたしの言うことは 男次第
ほらね 昨日と今とで もう違う
悪気のない人は みんな好きよ
“好き”と“嫌い”の間がないのよ
   思いも寄らぬ女になって
   変わったねって 哄われるだけ
 野ウサギのように 髪の色まで変わり
 みんな あんたのせいだからね

見そこなった愛を 逃げだして
また新しい烙印が 増える
   野に棲む者は 一人に弱い
   蜃気楼(きつねのもり)へ 駈け寄りたがる
 野ウサギのように 髪の色まで変わり
 みんな あんたのせいだからね

(COPYRIGHT) JASRACコード 066-2151-1

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ふらふら

甘い酒を飲みすぎて 気がつけばどん底
おごり目当てのとりまきも ずらかってどん底
    ここは あの人の お気に入りの 隠れ家店
    まるで 犬みたいに 嗅ぎつけてやって来た
 ふらふら ふらふら あたいはふらふら のんだくれ
 ふらふら ふらふら あいつにふらふら のんだくれ

なにさ知らないふりをして 店じゅうがだんまり
誰かTELをかけたでしょ 来るなとあの人に
     背中 こづき合って
            気の弱いのが よこされるわ
     奴は 来ないよと 大きなお世話聞こえない
 ふらふら ふらふら あいつにふらふら のんだくれ
 ふらふら ふらふら しらふの言葉は 聞こえない

難しいこたァ 抜きにして ま、一杯どうです
それであいつは 何処なのさ ま、一杯どうです
     壁の 時計ばかりが
          やけに真面目に 働いてるじゃん
     あんたも 少し休んで こっち来なさい ほらほら
  ふらふら ふらふら あいつにふらふら のんだくれ
  ふらふら ふらふら あたいはふらふら のんだくれ
  ふらふら ふらふら 今夜もふらふら のんだくれ

(COPYRIGHT) JASRACコード 075-2772-1


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MEGAMI

子供の頃に もらったような
甘い菓子など 飲みこめなくて
苦いグラスに 溺れてるおまえを
今夜もひとり ひろってゆこう
   どのみち短い 眠りなら
   夢かと紛う 夢をみようよ
おいでよ
   MEGAMI 受け入れる性
   MEGAMI 暖める性
   己のための 愛を持たない
おいでよ
   MEGAMI 受け入れる性
   MEGAMI 暖める性
みかえり無用の 笑みをあげよう

飲みこみすぎた 言葉が多過ぎて
肺にあふれて 心をふさぐ
海の深くで 黙りこむおまえを
今夜もひとり ひろってゆこう
   どのみち終わらぬ 旅路なら
   夢とも知らぬ 夢をみようよ
おいでよ
   MEGAMI 受け入れる性
   MEGAMI 暖める性
   己のための 愛を持たない
おいでよ
   MEGAMI 受け入れる性
   MEGAMI 暖める性
みかえり無用の 笑みをあげよう

(COPYRIGHT) JASRACコード 081-6872-5


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気にしないで

気にしないで 些細なこと
気にしないで 待ってなさいな
こんなところへ 来るものじゃないわ
ここはあの人の愛の巣じゃない

気にしないで 気になるのなら
探すがいいわ あの人の靴
気にしないで 町の噂は
尾鰭をとれば他愛もない

  少し似てる髪の形 少し似てるネックレス
  そして少しも似てはいない みつめ合った淋しさ

もしもあなたが まだ彼を好きなら
怯えることは ひとつもない
あの人はあなたを いつも好きよ
それはあたしが保証できる

気にしないで よくあること
問いつめずに かばってあげなさい
悪い女に 手間どったこと
あの人も自分に腹を立ててるわ

気にしないで あたしは初めから
この世にいなかったようなもの
あの人に訊いてみるといいわ
そのとおりだと きっと言うから

気にしないで 何も変わらない
男の人には よくあること
あなたになおさら 惚れ直させただけ
感謝されてもいいくらいだわ

気にしないで あの人は帰る
何もなかった顔をしてさ
気にしないで 気にしないで
あの人は帰る あなたのもとへ

気にしないで お幸せにね
気にしないで うまくおやりよ
あの人は帰る あの人は帰る
あたしの気持ち?
  それは………
それは    まぁ、 いいじゃないの

(COPYRIGHT) JASRACコード 025-3966-7


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十二月

自殺する若い女が この月だけ急に増える
それぞれに男たち 急に正気に返るシーズン
大都会の薬屋では 睡眠薬が売り切れる
なけなしのテレビでは 家族たちが笑っている
  何万人の女たちが あたしはちがうと思いながら
  何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月
 人の叫びも もずの叫びも
 風の叫びも 警笛ふえの叫びも
 みんな似ている みんな似ている
 人恋しと泣け 十二月

飾り澄ました街なかを 赤い光が駆け抜ける
付き添いの誰もいない女たち 運ばれてゆく
  何万人の女たちが あたしはちがうと思いながら
  何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月
 好きになるのも 信じきるのも
 待ちわびるのも 思い切るのも
 みんな自由だ みんな自由だ
 人恋しと泣け 十二月

  何万人の女たちが あたしはちがうと思いながら
  何万人の女たちと 同じと気がついてしまう月
 人の叫びも もずの叫びも
 風の叫びも 警笛ふえの叫びも
 みんな似ている みんな似ている
 人恋しと泣け 十二月

(COPYRIGHT) JASRACコード 041-1730-1

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B-1 たとえ世界が空から落ちても

B-2 愛よりも

B-3 涙ーMade in tears

B-4 吹雪

たとえ世界が空から落ちても

やさしいひとは だれだって好き
札つきだろうと 殺し屋だろうと
やさしいことを 言ってくれるなら
     たとえ世界が空から落ちても
     あたしは あの人をかばう
     やさしくしてくれるなら

嘘つきだろうと 落ちぶれだろうと
やさしいことを くれる人ならば
     たとえ世界が空から落ちても
     あたしは あの人をかばう
     やさしくしてくれるなら

(COPYRIGHT) JASRACコード 047-1622-1


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愛よりも

人よ信じるな けして信じるな
見えないものを
人よ欲しがるな けして欲しがるな
見果てぬものを
 形あるものさえも あやういのに
  愛よりも夢よりも 人恋しさに誘われて
  愛さえも夢さえも 粉々になるよ

嘘をつきなさい ものを盗りなさい
悪人になり
傷をつけなさい 春を売りなさい
悪人になり
 救いなど待つよりも 罪は軽い
  愛よりも夢よりも 人恋しさに誘われて
  愛さえも夢さえも 粉々になるよ

星を追いかけて 月を追いかけて
どこまでも行け
黄金(かね)を追いかけて 過去を追いかけて
どこまでも行け
 裏切らぬものだけを 慕って行け
  愛よりも夢よりも 人恋しさに誘われて
  愛さえも夢さえも 粉々になるよ
  
  愛よりも夢よりも 人恋しさに誘われて
  愛さえも夢さえも 粉々になるよ

(COPYRIGHT) JASRACコード 003-2553-8

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涙ーMade in tears

忘れようと心を決めたのは
ひと足の途絶えだした公園通り
メッキだらけの けばい茶店の隅っこは
雨やどりの女のための席ね
  今ごろどうしておいでだろうか
  今夜は煙草が目にしみる
男運は悪くなかった
あんないい人いやしないもの
男運は悪くなかった
Made In Tears wow wo

陽に灼けた サンルーフのたもとから
季節終わりの雨がしたたってる
安っぽい格子がうるんで見えるのは
安っぽいシェリーがまわるせいね
  今ごろどうしておいでだろうか
  今夜は煙草が目にしみる
男運は悪くなかった
あんないい人いやしないもの
男運は悪くなかった
Made In Tears wow wo

きれいなビルに変わったこのあたり
出会った日にはさえない街だったね
だめかもねと怯えていたんじゃないの
やっぱりねとわらえば筋が合うわ
  今ごろどうしておいでだろうか
  今夜は煙草が目にしみる
男運は悪くなかった
あんないい人いやしないもの
男運は悪くなかった
Made In Tears wow wo

男運は悪くなかった
あんないい人いやしないもの
男運は悪くなかった
Made In Tears wow wo

(COPYRIGHT) JASRACコード 060-1148-9

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吹雪

日に日に強まる吹雪は なお強まるかもしれない
日に日に深まる暗闇  なお深まるかもしれない
日に日に打ち寄せる波が 岸辺を崩すように
    どこから来たかと訊くのは 年老いた者たち
    どこにも残らぬ島なら 名前は言えない

恐ろしいものの形を ノートに描いてみなさい
そこに描けないものが 君たちを殺すだろう
間引かれる子の目印 気付かれる場所にはない
    どこから来たかと訊くのは 年老いた者たち
    どこにも残らぬ島なら 名前は言えない

降り積もる白いものは 羽の形をしている
数えきれない数の   羽の形をしている
あまりにも多過ぎて やがて気にならなくなる
    どこから来たかと訊くのは 年老いた者たち
    どこにも残らぬ島なら 名前は言えない
    誰も言えない
    はじめから無かったことになるのだろう

疑うブームが過ぎて 楯突くブームが過ぎて
静かになる日が来たら 予定どおりに雪は降る
    どこから来たかと訊くのは 年老いた者たち
    何もない闇の上を 吹雪は吹くだろう

(COPYRIGHT) JASRACコード 075-2770-5


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【曲目】